何度沈んだって

苦しい闇を抜けた後には、ご褒美が用意されているのかも
しれないって思う。


普通の毎日が、すごく嬉しい。


ネックレスのチェーンの留め具が駄目になってしまい、こな
いだ黒ずみをシルバー磨きで解決したばかりだったけど、
新しく買い替えよう・・と、思い、昨日アクセサリー屋さんに
行った。店員さんに話したら、「金具を付け替えられますよ」
と言ってくれて、しかも無料でやってくれた。しかもしかも、
何種類かある留め具の中から好きなのを選ばせてくれた。


５分もしないうちに付け替えてくれて、私のチェーンが蘇った。
なんて素敵なお店なんだろう、と感激。
だって、普通は「売る」ことを第一に考えるのかな、と思うけど
お金もとらずに直してくれるなんて！
とっても気に入ったので、これからも時々行ってみよう。


幸せな気分で色々なお店をぶらぶらした。
そして、傘を買った。
淡いピンクの、水玉と縞々と無地の切り替えになっている、
とても『私っぽい』傘があって、それを買うかと思ったのだけれ
ど、買ったのは違う傘。オフホワイトで、縁取りが水色の縞々
になっている（雨の日に広げると、きっとすこし青空を感じら
れる）傘。直感が、冒険する方を選んだ。


何かを選ぶ時、安心な方を選びがちだけど、勇気がいる方を
選ぶことが、私には大事なことなんだと思う。


ゴールデンウィークに行けなかった名古屋には、今週末行く
ことになったし、楽しみが伸びて、それはそれで良かったの
かもしれない。


ささやかだけど、小さな歓びのある、普通の毎日を送れること
が本当に嬉しい。