久しぶりの映画

「あしたの私のつくり方」を観てきた。
なんていうか、青春スーツ？自分の昔のことが、色々と
思い出された。


１０代の頃って、すごーく狭い世界にいて、だけどその世界
しか知らないし見えていなくて、その中で必死に生きていて。
周りから浮かないように、一生懸命周りと合わせて。
自分のことしか考えられていないんだけど、なんかとても
毎日が息苦しくって、いっぱいいっぱいで。
家では親を喜ばせるいい子でいて・・・。


私も「偽りの自分」「本当の自分」「理想の自分」の中で
もがいていたんだろうなぁ。


私は、何が本当の自分なのか突き詰めて考えすぎて、本当
の自分なんてないんじゃないかって思って恐くなって、自分
から逃げたくなって、動けなくなったりもした。


今はもう、気がついたら、そういうことを突き詰めて考えなく
なっていたけど、「偽ってる自分」も、愛すべき自分だって
いうことが少しはわかってきたからかな。自分からは逃れ
ようがないことも知ってしまったし。


映画を観て、昔の自分を思い出して、ぎゅーって抱きしめて
あげたいような気持ちになった。


主演の成海璃子ちゃんがものすごくかわいくて、見とれ
てしまいました！