あるがまま

ここ二週間くらい、「内側に向かうエネルギー」が強かった。
その分、体はぐったりしやすかった。今もまだ、そういうかんじ・・。

それで、心から沸き上がってきたこと。「ありのままを受け入れよう」。
私はこのメッセージはとても大切なものなんじゃないかと思い、
どうしたら、ありのままの私で生きられるのか、ありのままの私で
働ける道は？等々考えている。

きっかけをくれたのは、朝日新聞の「ハンディをこえて」という記事だった
かもしれない。アスペルガー症候群という、目に見えない障害を持つ
私と同い年の青年のことが書かれていた。数年前、障害を隠したまま
働こうと必死だった。が、スピードについていけず、就労をあきらめかけて、
１０ヶ月近くニート状態になり、落ち着いて自分の障害と向き合ううちに、
決意が固まった。「障害を隠さず、支援を受けて働こう」。障害者職業
センターへの相談が転機となり、サポートを受けながら、ドラッグストア
でパートとして就職し働いている。という記事。

自分のことを考えるきっかけをくれた。障害を隠さず、支援を受けて
働ける道もあるんだってことが衝撃的だった。

私は、仕事上では病気を必死に隠してきた。「隠す」ことから生まれたのは
自分を苦しめること、と、無理解だった。前の職場の店長は、何回か私に
チャンスをくれていた。「今までに大きな病気は？」って何度か聞かれた。
そこで、鬱病って言うこともできたけど、私は言わなかった。

私は、ストレスに弱い。スピードの速さ（自分のペースでできないこと）、
人が多い、狭い空間、圧力やプレッシャー、過度の緊張・・・いろんな
ことをストレスに感じやすく、疲れやすく、傷つきやすい。

だけど、自分のペースでできたり、少人数のアットホームな場所だったり、
圧力のかからない環境だったり、そういう場所でなら、鬱になりやすい
自分ではあるけれど、うまく付き合いながら仕事できる。

私の中にも、目に見えない障害を周りの人に、少しでも理解してもらいたい
っていう気持ちが出てきた。私も、サポートを得られるなら得たいって思う。
だから、私は乗り越えたい。自分自身の「ありのままでいい」を邪魔する声を。
ありのまま生きたいって、心が強く望んでいるから。